出雲うるわし展

2021年10月30日(土)〜11月7日(日)会期中無休

11:00〜18:00(最終日17:00まで)

 

出展者のご紹介

 

出西織/多々納工房(染織)

出西織について

出西織は、1955年(昭和30年)、出西窯の創業者の一人である多々納弘光の妻・桂子が始めました。きっかけは、弘光の「家族が身に着けるものを織ってほしい」という願いから染織を勧めたことによります。倉敷民藝館の館長であった外村吉之介先生のもとで1954年より一年間染織の基礎を学び、翌年自宅にて本染手織の仕事を始めました。

その後、藍の絞り染めの名匠、片野元彦先生の教えを仰ぎ、1973年に木灰の灰汁を使った発酵建てによる藍染めに着手しました。

現在も木綿の藍染めの仕事を中心に、手織りでコースターやランチョンマット、テーブルセンター、ストール、ノッティングなどの製品を織っています。

暮らしに密着し、使い込むほどに味わいを増す健康な美しさに満ちた染織物を目指しています。

 

出雲民藝紙/安部 信一郎(手漉き和紙)

安部信一郎略歴

昭和26年(1951) 7月20日生まれ

昭和49年(1974) 祖父、人間国宝安部榮四郎のもと、紙漉き職人の道に入り現在に至る

昭和60年(1985)(公財)安部榮四郎記念館の理事長に就任し現在に至る

平成 5年(1993)「ふるさと伝統工芸品、特産品技能者部門

          和紙製造技術者」として、島根県優秀技能者に認定される

平成12年(2000) 島根県指定無形文化財「雁皮紙」として、認定される

平成14年(2002) 伝統文化ポーラ賞・地域賞を受賞する

平成19年(2007) 文部科学大臣より「平成19年度地域文化功労者」として表彰を受ける

 

袖師窯(陶器)

1998年  袖師窯にて、作陶開始
2003年  益子にて、人間国宝 島岡達三を師事
2013年  袖師窯・五代目を継承
公募展  国展工芸部 入選
     日本民藝館展 入選

 

 

白磁工房/石飛 勲(磁器)

石飛 勲 陶歴

昭和49年 京都市市原町に生まれる

昭和59年 島根県三刀屋町へ移住

平成5年  家業に修業

平成12年 京都にて親子展を開催

平成13年 島根県展 島根工芸連盟賞受賞

平成16年 新日美島根支部展 金賞受賞

平成18年 新日美島根支部展 支部長特別賞受賞

平成19年 新日美島根支部展 銀賞受賞

平成21年 日本民藝館展 奨励賞受賞

平成22年 新日美島根支部展 松江市長賞受賞

平成25年 島根県優秀専門技能者に認定

平成29年 日本陶芸展 入選